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不妊症というと卵巣及び子宮の異常だと考えていらっしゃる方が多いと思います。
しかし、実際はそれに指令を出す脳の中の視床下部・下垂体(内分泌腺で、ホルモンを出す)が原因していることも多々あります。
不妊症の治療をしていると、卵巣以外のホルモン分泌に関わる甲状腺や副腎の異常を見つけたり、膵臓異常をかなりの頻度で発見したりすることがあります。
近況ではバセドウ病、膵臓ガン等も当院で見つけ、医大等へ行くことをすすめた事例もあります。
現代病であるホルモン異常はどこからくるか、原因となるべきものを考えてみるべきです。
現代人の病の原因は……
過剰 … ストレス ・ 飽食(偏食)
不足 … 運動 ・ 睡眠
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以上の4つをバランスよくクリアすれは、病はかなりの頻度でなくなります。
最近気がついたことですが、チョコレート嚢胞等の卵巣の病変だけでなく、子宮体部の筋腫、腺筋症等の手術をおこなった患者さんにおいて、術前・術後のAMH(卵巣年齢検査)数値を見ると、個人差はありますが、ほとんどの方が術前に比べ術後の数値が低下しています。
生殖器そのものの機能低下とAMHの数値が連動されているように思われます。
当院で一定の施術を受けられた患者さんにはAMHの数値上昇が見られます。このことから、機能が回復することによりAMHは変化し、原始卵胞活性化が見られるということがうかがえます。
今後の統計をとってみないとわかりませんが、期待できそうです。
ちなみに、AMHの改善だけでなく、高プロラクチン血症においてはかなり改善が見られます。
さて、人工的な不妊治療をされていると、夫婦生活が非常に少なくなるか、全くないという方が7割以上におよんでいます。
治療期間が長くなればなるほどその傾向が多く、若い人達にも同じ傾向がみられます。
機械的に子ども作りをしているようで……。
男性の方から言われた「何かむなしさを感じます」という言葉が印象に残ります。
好きで結婚したカップルがそういうふうになるのは悲しいことだと思います。
この治療を行っているからこそ愛を育む重要性があります。
男性はたくましさ、女性は色気をもって生殖器の機能(ホルモンバランス)を高める必要性があります。夫婦生活はそれだけで不妊治療も兼ねており、また、50代の更年期障害を防ぐ最大の武器であると認識してください。 |
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