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野村整骨鍼灸院
患者Mさん 43歳
私が野村整骨鍼灸院に通い始めたのは、あと2ヶ月で42歳の誕生日という時期です。
結婚が遅かったためにすぐに子どもを望んでいたのですが、なかなか恵まれませんでした。
結婚半年後くらいから知人に紹介された漢方薬を飲んだり、不妊治療専門の婦人科に通ったりなどしてもよい結果が出ず悩んでいた時に、たまたまインターネットで見つけたのが野村整骨鍼灸院でした。
幸い自宅から通いやすい場所でもあったため、最後の望みという気持ちで思い切って電話をしたのがきっかけでした。

通院初日には、問診と身体の診察がありました。問診ではかなり細かい質問があり、家族状況や仕事の内容、健康状態などのほかにも「子どもの頃どんなことで親に叱られたか」というようなことも聞かれました。
2時間ほどの診断の結果、フルタイムの仕事で体内の血を使い果たした結果、胃腸にエネルギーが行かず弱り切っていること(血虚)や、血の巡りが滞っているとの指摘がありました。また栄養を取ろうと思うあまりに食事を多めに取っていたことや、夜遅い食事が胃腸に負担をかけていることにも気づかされました。
それまで会社の健康診断の結果は常に良好で、疲れやストレスの自覚もなかったため、思いがけない指摘にとても驚きましたが、「寝ているときに夢をたくさん見るのは血虚の典型」との指摘もあり、合点が行くことも数多くありました。

それからは毎週2回、野村先生のところに通い始めました。指示通りに食事も改めました。不妊治療の病院では“高齢だから”といわれ続け、自分ではどうすることもできないために落ち込むことが多かったのですが、野村整骨鍼灸院では自分に合う漢方薬も紹介して頂けて道が開けた気がしました。

通院開始当初は“攻めるべきところが明確で治療の甲斐がある”、数ヶ月後からは“確実によくなっている”と先生に言って頂き、とても励みになりました。

足が遠のいていた不妊治療の婦人科にもう一度通ってみないかとのアドバイスをくださったのは、他でもない野村先生でした。自然な形での妊娠に固執していた私が婦人科への通院を再開したのは、「今の状態で通院すれば良い結果が出ると思われる。自分の年齢も考えて少しでも早く良い結果を出す方が生まれてくる子どものためにもなる。そのためには西洋医学を併用してみるのも一つの考え方だよ」との先生の一言がきっかけでした。
「鍼に絞るというならそれもよし。その場合も全力を尽くします。一度夫婦でよく考えてみてください」とのことでした。

夫とも相談し、直後から婦人科への通院を再開しました。
野村整骨鍼灸院と婦人科との通院のかけもちで負担も増え、ホルモン剤の多用でストレスも溜まりましたが、絶対に増えることはないと一般的に言われているAMH
(卵巣年齢検査)の値も1年前より増えており、鍼の効果を感じました。
そして今年5月、体外受精への2回目のチャレンジで子どもを授かることができました。高齢のため途中で流産してしまうリスクも高かったのですが、通院のたびに野村先生からアドバイスを頂き、無事に乗り越えることができました。

まもなく妊娠6ヶ月を迎えます。今日初めて通勤電車で席を譲られ感慨深いものがありました。
私の場合、野村整骨鍼灸院への通院を始めてから子どもを授かるまでに1年2ヶ月と他の方よりも時間がかかりましたが、私にとっては最適なタイミングであったと思います。
生活を全面的に見直したこと、鍼の効果で体が良い状態になったこと、そして鍼と西洋医学との両方の治療に信頼をおいて頑張れたことがよい結果につながったのだと思います。

数々の貴重なアドバイスを頂けたことを含めて先生には心から感謝しています。出産を迎える日までまだまだ安心できませんが、夫と協力して無事にその日を迎えられるよう努力したいと思います。ありがとうございました。
野村整骨鍼灸院コメント
このタイプの不妊症の方が1番多くいらっしゃいます。
漢方用語で気血虚というものです。気はパワー、血は栄養物質と考えてください。
気が不足すると… 疲れやすい・日中でもよく眠くなる・ため息をつく等。
血が不足すると… 皮膚がカサつく・爪がもろくなる・ふらつく・動悸・不眠・めまい・筋肉が引きつる等。
が出たりします。
慢性消耗性で、日々の生活においてたいした障害もなく、誰もが経験するような症状がたまに出るというたぐいのものです。
30歳前半より現れ、脳神経の使いすぎ、特にパソコンによる目の疲労が現代では1番多く見られます。脳の疲労といえば精神的ストレス。あまりストレスを感じていないと答えられる方も多くいらっしゃいますが、経験(仕事上)でカバーしているだけのことです。
未知なモノには人は不安を感じますが、慣れてくると処理能力ができ、ストレスと感じなくなりますが、実際は物事は変化しています。
よって脳は疲弊し、栄養物質である血が不足し、子宮内・卵巣に栄養が回らなくなってしまいます。
その結果、恒常性を保つ自律神経系が乱れ、しいては内分泌系の乱れとなって行きます。

さて、上記の方はとても仕事熱心で、頑張り屋さんでした。特にストレスや疲れの自覚はないとのことでしたが、問診と治療をしていくうちに、フルタイムで働く女性の疲れが見えてきました。
夢を多く見るという何気ないことでも、血虚(身体の栄養物質が足らない状態)の症状で、特に年齢を重ねるとこの状態になりがちです。「なるべく自然妊娠で」ということでしたが、年齢が42歳というのとAMH(卵巣にある原子卵胞からでる抗ミュラー管ホルモン)が1.46ng/mlと低いことから、早期の御懐妊を目指して治療をはじめました。
体調が良好になったのを確認していただき、再度AMHを調べたところ、不変といわれているAMHが、2.23 ng/mlに増えていました。
自然妊娠を目指しましたが、年齢のことを考え、ある日婦人科と併用しても今の体調なら大丈夫と助言をし、その後、2度目のIVFにて御懐妊されました。
人工的な治療は多くのホルモン剤を使用するので、肉体的・経済的に大きな負担となってしまいます。
そのためにも、まずは良い身体作りから始められたらいかがでしょう。
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