高槻市の整骨院、鍼灸院、野村整骨鍼灸院。大阪 高槻市 不妊症 頭痛 内科的疾患 鍼灸 野村整骨鍼灸院 お問い合わせは072-682-5200
野村整骨鍼灸院
患者Dさん 35歳
私は30歳で結婚しました。2年後、総合病院の産婦人科を、検査なしで8ヶ月間受診しました。やっぱりちゃんと検査をしてもらおうと、不妊治療専門の婦人科クリニックに行きました。
子宮と主人に問題はありませんでしたが、高プロラクチン血症と低体温とのことでした。
高プロラクチン血症は週に一度、錠剤を半分飲めば大丈夫でしたが、低体温は婦人科では何も対応してくれません。ネットで漢方薬を取り寄せて、なんとなく飲んでいました。婦人科では排卵誘発剤を処方され、引き続きタイミング法で様子を見ていくという治療でした。

そして8ヶ月後。妊娠はしませんでしたし、低体温はそのまま。ストレスはたまる一方でした。このまま婦人科に通い続けてどうなるんだろう。人工授精とか勧められるのかなあ。できたら自分の力で妊娠したい。
どうしたらそれができるのか婦人科では教えてもらえない……そんな時、テレビで偶然、鍼で不妊治療したという人を見たのです。

いいかも!と思い、ネットでこちらを見つけ、話を聞きに行きました。とりあえず3ヶ月間通ってもらうとのこと。3ヶ月……この期間内にはムリだろうな。でも、体質改善はできるかもしれない。最後のチャンスだと思って頑張ってみようと思いました。通い始めて野村先生に言われたのは、私は虚弱体質で、妊娠するパワーがないということでした。私のようなタイプは難しいとも言われました。そして、やるべきこと、やってはいけないこと、食べてはいけないものなども教えてくださいました。とにかく言われたことは全部やる覚悟です。汗取りのタオルの服を作ったりしました。

鍼は痛いとは思いませんでした。よく治療中寝ていました。鍼以外に全身マッサージもしていただきました。婦人科へは高プロラクチン血症の薬をもらいに行くのみの通院にし、ネットの漢方薬もやめました。代わりに木の実薬局さんを紹介され、きちんと問診を受けて体にあった漢方薬を処方していただきました。

3ヶ月後。毎朝飲んでいた豆乳も体を冷やしていることが発覚して、もう少し治療を続けることに……
そして、1ヶ月ほどして、信じられないことに妊娠してしまいました。
先生方には本当にお世話になりました。もし鍼治療と出合わなかったら、野村先生のアドバイスがなかったら、妊娠はムリだっただろうなと思います。
野村整骨鍼灸院コメント
この方は典型的な低体温の方で、身弱な人でした。
全身に自汗(体が温かくないのにじとっと汗が出ている人)のある虚弱体質の人で、東洋医学でいう気虚または陽虚の方です。多々助言させていただき、今まで彼女ほど忠実にそれを実行された方はいないと思うほど、体質改善していただきました。

「1ぱいの豆乳」と彼女の手記にもありますように、3ヶ月の施術により、かなり彼女からも体調の良さを実感していただきました。3ヶ月の終わり頃、毎日豆乳を飲んでいるということで、それもやめていただき、4ヶ月目の結果が出た次第です。

低体温の方は、食養生が非常に大切になります。
牛・豚肉はもちろん、乳製品(牛乳・バター・生クリーム等)、砂糖が入った間食は全て治療中はやめてもらいます。その他、体を冷やす具体的な食品も説明して、中止してもらい、逆に温める食品をとられるように指導します。また、低体温は単に体が冷えるというだけではありません。
近年、体温が1度上がると、免疫力は10倍になるなんてことを聞きますが、体温により体の代謝活動の高低が決定するといっても過言ではありません。
免疫系・内分泌系・自律神経系・消化吸収・循環器等、動植物共に暖かくなると行動するようになりますが、女性で低体温の方は、希薄なおりものが多くなったり、冷えにより内膜血も固まり、生理時にはレバー状(低体温の人ばかりでなく、ストレスの多い方もなる)の塊が出る際、強い生理痛に悩まされたりします。

ここで注意しなくてはならないのは、手足が冷えるからといって体温が低いとは限らないということです。
「手足が冷える」と言われて、触ってみると、熱いほどほてっている方もいらっしゃいます。膠原病患者の方などに多く見られ、ほかの疾病の関与があるということも、忘れてはなりません。

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